<新型コロナ>未配布マスク全て回収 政府と興和・伊藤忠 不良品問題

新型コロナウイルス
この記事は約3分で読めます。
FNNプライムオンラインより引用

新型コロナウイルスの感染防止策として政府が配る布マスクに汚れがあった問題で、厚生労働省と納入元の企業二社は、全世帯向けの未配布分のマスクを回収すると明らかにした。他に妊婦向けと高齢者施設などの福祉施設向けも回収対象となる。厚労省はいったんマスクを回収するが、事業自体は継続する方針。

 厚労省は、全戸向けのマスク配布を五月中に終えるとした方針に関しては「大きな影響はない」とするが、菅義偉官房長官は二十四日の記者会見で「回収し検品を行うため予定より遅れるのは事実だ」との見解を示した。加藤勝信厚労相は閣議後の記者会見で「納入した企業には衛生面を含め、引き続きしっかりチェックするよう要請していきたい」と述べた。

 厚労省によると、全戸向けや妊婦向けなどに配布を始めていたマスクの生産国は中国とベトナム、ミャンマーの三カ国。未配布分は興和(名古屋市)と伊藤忠商事が既に回収を始めている。

 厚労省は、マスクを納入した興和と伊藤忠の検品について「不十分な点があった」として、外部業者の導入を求めた。同じく納入元である縫製業のマツオカコーポレーション(広島県福山市)の布マスクに不良品は確認していないが、検品態勢の強化を要請した。

 興和と伊藤忠は二十三日、検品体制を通常より強化する方針を表明した。妊婦用は配布窓口となる自治体に約五十万枚を発送しており、厚労省は「これから詳細を確認する」としている。不良品は妊婦への配布分で相次ぎ発覚。全世帯用でも配布前の確認作業で見つかった。

 全世帯への布マスクは今月十七日に東京都内で配達が始まり、五月中に約五千万世帯へ二枚ずつ届ける計画。不織布マスクに比べてフィルターの効果は薄いと指摘される一方、経費は四百六十六億円かかり「アベノマスク」とやゆする声が出ていた。

 厚労省によると、全戸配布用の布マスクの納入元は計三社で契約金額は興和が約五十四億八千万円、伊藤忠約二十八億五千万円、マツオカコーポレーション約七億六千万円。枚数は「単価が分かるので答えられない」とした。

 興和は「事態を真摯(しんし)に受け止め、全量回収の上、再検品する」と表明。伊藤忠は「感染防止に向けた取り組みにできる限り協力する」とした。マツオカの広報担当者は「今後も予定通り納入を進める」と説明した。

<全世帯へのマスク配布> 安倍晋三首相が今月1日、新型コロナウイルスの感染防止策として、全国の約5000万世帯に対し布マスクを2枚ずつ配ると表明。配布する経費を466億円と見積もり、2020年度補正予算案で233億円、20年度当初予算の予備費で233億円を支出する計画。効果を疑問視する声もあり「アベノマスク」とやゆされた。17日から東京都内で配達を開始し、5月中に全国への配達完了を目指している。

(東京新聞)

<新型コロナ>未配布マスク全て回収 政府と興和・伊藤忠 不良品問題
 新型コロナウイルスの感染防止策として政府が配る布マスクに汚れがあった問題で、厚生労働省と納入元の企業二社は、全世帯向けの未配布分のマスクを回収すると明らかにした。他に妊婦向けと高齢者施設などの福祉施設向けも回収対象となる。厚労省はいったんマスクを回収するが、事業…

布製マスクの都道府県別全戸配布状況

このたび政府では、本年4月7日に閣議決定した、緊急経済対策に基づいて、全国の世帯に向けて、一住所あたり2枚ずつ布製マスクを配布することといたしました。

布製マスクは、使い捨てではなく、洗剤を使って洗うことで、何度も再利用可能ですので、新型コロナウイルスの感染防止を図るため、御活用下さい。

咳などの症状がある人はもちろん、症状がない人でも積極的にマスクを着用して頂くほか、手洗い、咳エチケットの徹底をお願いします。

布製マスクの都道府県別全戸配布状況

コメント

タイトルとURLをコピーしました